断罪の斧
Weapon Story

  若い二人が祝福を受けながら結婚しようとしてい
  た。結婚式の後、夜の闇の中に小さく光る精
  霊の姿を花嫁が見つける。

  精霊が囁きかける。「お前の夫をお前だけのモノ
  にしないか?お前だけを愛するべきじゃないか?」
  花嫁の心の隙に精霊が甘く問いかける。

  彼女が正気に戻った時には、手には血で染ま
  る斧が握られ、床には夫の首が、首だけ転が
  っていた。「コレデオマエダケノモノニ…」

  時が過ぎた今でも、夫の首を持った妻の亡霊
  が、血まみれのドレスを着て村を徘徊することが
  あるという。

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